アイリンのメモ帳

これははジョージ・ポットマンの平成史を視聴後に友達とツイッターで会話していて考えたことです。
これはステマです。

注意・書いていてなんかとってもドラクエから離れてしまいましたorz
ので、タイトルを「上から目線大好き人間」に変えたいです。。。

まずは、きっかけ。
平成史の最終回で平成の世は上から目線大好き文明に突入したと言っていたんですよ。
ペットブームもその一つだと。
ふざけるな、と私は思いました。
上から目線というかなんというか人間はぬこ様の奴隷の身でありながらこのように思う等身の程をわきまえよ、と。
んでそっから、もそも言葉や思考が通じないわからないってだけで人間よりも下位の存在として扱うのは傲慢じゃないかなぁと友人との会話から思った訳です。はい。

そっからドラクエ１０の話。
この作品だと皆さんすでに知っている通り人間以外の種族がメインです。
なんだかこれは「この世界は人間だけのものではない」みたいなメッセージに感じられるようになってきました。
もちろん、本当のところはわかりませんけれど。

前回の投稿で私は、魔物を「人とは違うもう一つの種族」だと形容しました。
そして、１０のキャラクターたちは人間とも魔物とも違う種族として現れました。
（まぁ、魔物が色々大雑把な分類なのでもしかしたら人間よりか魔物に近いのかもしれませんが）
同じ世界に生きる住人として。
だいたいいつも人間と魔物以外の妖精やエルフなどの種族は隠れ住んでいるイメージなので
今回のように表舞台で、しかもメインで出てくるって初めてですよね。
しかも人間はいない状態。いつもと逆です。
今回は、人間がやっつけられている状態なのです。

日本神話を皆さんは読んだことがあるでしょうか？
これを読むとわかるのですが、（と言っても私もちゃんと習ったのは大学行ってからですが）
日本民族は日本人ではないのです。
意味が分からない書き方ですが、つまり本来は私達日本民族だけでなく
クマソやエミシ、アイヌもいたってことですね。
（ちなみにこの時先生はジブリのもののけ姫をも挙げていました）
（あれも異形のもの（シシ神さま）が太陽（アマテラス）にやっつけられます）
つまり本当であればこの国には私たち以外の民族もいたはずなんです。
（と、いっても現在でも琉球の方やアイヌの方々がいらっしゃるので単一民族国家ではありませんが）
そんな、他種族の生きる時代に戻ってしまった……１０はそんなイメージです。
（ちなみに私はベータテスターではありますがストーリーの大事な部分については知らされていません）

平成史で言ってましたが上から目線大好き文明ではペット番組（動物が可愛い番組）が増えているそうです。
でも、そんなひ弱な、人間が守ってやらなきゃいけないような部分は動物のほんの一面でしかありません。
実際には動物の方が優れている部分が多いですし、単純な力比べでは人間に負ける動物の方が少ないと思われます。
（流石にミジンコとかとは比べられないでしょうが……微生物はあれですかね。数の暴力。人間のコンディションにもよります）
ペットとして餌をやって可愛がる、本当はどちらがご主人様なのかわかいませんが少なくとも人間は自分が庇護者であると思っているはずです。
でも、ドラクエは人間は絶対的な庇護者ではありえません。
何故なら、ごく一部を覗いて何処をどう考えても、人間よりも魔物の方が強いのですから。
（魔物使いと魔物、もしく４勇者とピサロを比べると分かり易いかもですね。後者は一応対等な仲間としての存在でありますが）

私たちは人間ですから、私たちの綴るものは多くは人間が勝利します。
しかし近年、聖書と教会が絶対のものではなくなり、神が悩み、天使が苦悩の末地上へ降り立ち、
そして人が倒れた、人の信じたものが絶対ではなかった世界こそドラクエ１０なのではないでしょうか。

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